Categories

Site search

2025年7月
« 1月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
Profile
Links






MY Diary ロハスタウン高松からお届けするグットミュージックダイアリー
2008年5月6日

sapatosの5日間 3

渡辺室長画像 001.jpgブログ画像 005.jpgPICT1722.JPGブログ画像 010.jpg
2008年5月6日

sapatosの5日間 2

渡辺室長画像 026.jpg渡辺室長画像 059.jpg渡辺室長画像 065.jpgPICT1720.JPG

サパトスのギタリスト木村純さんのHPのBBSに先日のツアーのレポートがのりました。//jun-kimura.jp/ umie柳沢さんのレポートも。//umie.info/blog/dna/このツアーはなんといっても県や経済産業局の皆さん、シンボルタワーの方、賛同応援してくれた各スペースのオーナー、媒体の方がた、現場のスタッフなどの多くの人々の共感で成功したもの、皆さんの熱い思いはまだまだ続きますぞ・・。写真素材は柳沢さん、経済産業局渡辺室長のご提供のものも含まれます。感謝・・。

2008年5月1日

サパトスとエムズスピーカー

PICT1724.JPG


サパトスさんたちも前から聴いてみたいとおっしゃってたエムズシステムスピーカー(波動スピーカー)。香川県高松市滞在中に時間をとり来店されました。
現在は店の前が再開発で落ち着かないため、4階の自宅部分に試聴ルームを設けています。
日本でボサノヴァのギタリストといえば第一人者の木村さん、ジョアン・ジルベルトがかかったとたん「おー凄いねえ!生々しい」とびっくりされました。木村さんらしく部屋を移動しながら音像を確かめる。
音色の素晴らしいサックスの三四郎さんはジッと目を閉じサウンドに浸っていました。目を開けて「いいですねえ!」と・・・。
大人を惹きつけるアコースティックサウンドが素晴らしく、音楽業界などの枠やシステムにとらわれない独自のポジションで音楽を奏でるお二人は、まさに「音楽の自由さ」という意味でエムズシステムスピーカーと共通する魅力を感じさせてくれます。
いつも音楽に触れているプロミュージシャンを感嘆させるこの音・・。
とてもうれしい時間でした。

2008年5月1日

サパトスの5日間 

画像 015.jpgIMG_1640.jpg画像 024.jpgIMG_1453.jpg

4月25日から29日まで5日間のサパトス小春日ツアーが終了、今朝、丸亀町事務所への訪問後、彼らを見送りました。
東京に着くのは夜中でしょうか?
このツアーを振り返ると、多くの方々の、良い音楽をこの街に招きたいという思いがつながって、よくぞこんな気持ちの良いウエーブが生まれたなという感じですね。
プライベートに近いライブも加えると5日間で10ヶ所でのライブ。
正直言ってさすがに有料のどこかの場所では動員が難しいかなと少し心配をしていました。
しかし、主催も後援もない今回の自然発生的な動きを各メディアの方々や協力者の方がたにとても応援いただいたおかげで、結果的にはどの場所でも多くのお客様においでいただきました。
ミケイラではライトでオシャレな雰囲気を、県主催のサンアンジェリーナと栗林公園では優しい佇まいを、umieでは素晴らしいリラクシングと化学変化を、スピークローではボサノヴァの深さを、丸亀町の壱番街やサンポートではまさに最高の街の風景を、松ヶ浦マリーナでは自然と溶けあった響きを、きまま亭ではアフターアワーズの楽しさを・・・。
キャリアをうかがわせる音楽の深さがどの場所でもそれぞれの色を魅せてくれ、ほとんどをアテンドした僕も楽しくご一緒できました。
丸亀町でも冒頭にあいさつで申し上げたのですが、僕は高松や香川県が、サパトスのような表現者が風景として自然に溶け込むような場所になればいいなと思っていました。
なぜそう思うのかはっきりしなかったのですが、彼らが帰った後、一抹の淋しさとともにふと考えていて、少し気づいた事がありました。
その理由は彼らがいわゆる音楽業界とかレコード会社とかのシステムに組み込まれず、ただ自由に「生きる」ように音楽をやっているからではないでしょうか?そして同時にそれがレベルの高い本当のグッドミュージックであるからではないでしょうか?
オリコンで何位とか、番組タイアップとかではなくて、自由だから聴いていてリラックスするし、聴く人がそこに音楽を楽しむ姿勢を感じ取れる。
讃岐は古くから芸どころといわれてきましたが、支店経済の変容やグローバリズムのなかで、なにかそういう自然な楽しみ方を見落としてきた部分もあるのかも知れません。
そしてそういう表現や楽しさがごく当たり前に身近にあることが本当の意味の都会的な洗練であり、魅力的なコンパクトシティを目指すこの地が志向していくべきもののように思うのです。
学ぶとか習得するではなくただ感じる・・・。ただ楽しむ・・・。
「街角に音楽を」
良い音楽は街の風景を豊かにする。
この流れを大切にしたいものですね・・・。
注:僕が一緒に演奏できたことも、もちろん大きな招聘理由です。
  お察しのとおり(笑)

2008年4月29日

ポートレイト・イン・ボサ・ノヴァ~ベスト・オブ・ジョアン・ジルベルト

41H39XMJBAL._SS500_.jpg


このサイトのオープンにあたって誰を一番に紹介にしようかと思っていましたが、やはりこのエムズシステムスピーカー(波動スピーカー)と縁のある素晴らしいジョアン・ジルベルトから始めたいと思いました。
ジョアンいなくてはジョビンの曲もあれほど輝かず、ボサ・ノヴァという音楽も今の評価を得ていなかったかも知れませんね。
バスルームであみ出したというギター奏法、深く心に響くボサ・ノヴァそのものといえる声。
スタン・ゲッツという盟友と妻アストラッドとの3人の音楽の創造の日々、その後の傷心の音楽・・。その時々の音楽が生み出された奇跡の空間をぜひこのスピーカーでたっどてみてください。
特に73年にニューヨークにもどってから、ギターとヴォーカルで限りなく弾き語りに近い状態で録音された「3月の水」のバイブレーションは素晴らしいものです。
後日、日本での伝説的なコンサートのライブCDの発売は、ジョアンがこのエムズシステムスピーカーをホテルで聴いたことがきっかけとなったとのエピソードがあるようですが、まさにボサ・ノヴァ(新しい感覚)を生み出した彼らしい話ですね。
写真は彼の様々な時代のベストセレクションが味わえるベスト盤です。

2008年4月28日

いよいよ。

いよいよ私のサイト、Ariaがオープンです。
この素晴らしいエムズシステムサウンドや私の音楽やアートへのリスペクトを伝えられたらと、何度も何度も文章を書き直しやっと今日にいたりました。
デザイナーさんは苦労なさったことでしょう。
柳沢さん、川井さん、D.N.A、umieの皆さん、ありがとうね。
これからも私の出来る範囲で、なにか皆さんのヒントになる情報をお送りしていこうと思います。
ブログ(My Diary)ものぞいてくださいね。
会社は香川県高松市の商店街の老舗のバック店です。音楽についての活動やエムズシステムスピーカーのお問い合わせはなるべく丁寧にお答えしたいと思いますので、少しお応えに時間を要する場合がございます。ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

2008年4月23日

サパトス

machikado_rogo.jpg

さてこの週末はいよいよサパトスの香川ツアーのアテンドが始まります。
同世代や大人の人、そして女性に特に聴いていただきたい素晴らしいグッドミュージックです。
このブログやHPのデザインをしていただいてる柳沢さんのカフェ、umie
//www.umie.info/でのライブは特に楽しみ・・。
海の近くのリラックシングがサパトスとどう科学反応するか、木村さんや三四郎さんたちのリアクション・・。期待できますね・・。
このライブはもうひとつのニュースもあって、私の店のある丸亀町の壱番街にあるドームでの、今後のミュージック、パフォーマンス活動を東京丸の内にあるNPO法人「街角に音楽を」と連携して
いく、まあ言うなれば高松の活動がグローバルなネットワークに踏み出す第一回目のライブとなるのです。
夢や可能性の検討はこれからの課題ですが、地元のミュージシャンのモチベーションや刺激になればと考えています。
なんと岡山放送さんが私のいろいろに興味をもっていただき、このツアーや、「街角に音楽を」、エムズシステムやらを取材してくれるようです。
いろいろな人々の協力で動いていることだけに、こそばゆいですが・・・。

2008年4月10日

Love Notes

3dvd.jpg


友人のヒロ川島君について紹介します。
高校時代、僕の多重録音テープ作りではっぴいえんどの「暗闇坂むささび変化」の楽しいバンジョーを弾いてくれて以来の付き合い(笑)ですが、トランペッター、ボーカリストとして、またウクレレ、ギターのプレイヤーとして素晴らしい。
そして自分にとって価値あるものを真正面から見据える姿勢と、音楽や表現に向かうオープンな姿勢が独自の魅力をもつ人です。
このブログのリンクにある彼と井上真紀さん、仲間達の素晴らしいユニット 「Love notes」は、いわゆる一般的なマスコミ上の知名度とかプロとかアマチュアとかいうアイデンテティには縛られない、音楽の本来の自由な力を伝えてくれます。
それは人々に、ジャズにしてもどんな音楽にしても、わかるとかわからないとかではなく、シンプルに感じ、心の望むまま楽しみ求めれば良いという真実を教えてくれるのではないでしょうか?
信じられないことですが、誕生日に彼にトランペットを送ってきたチェットベイカーのスピリットを継承し、この名前のユニットを作り、ハワイの世界最高ののウクレレプレイヤーOhta-San(Herb Ohta)とのジョイント、PP&Mのポール・ストゥーキーとの共演など、彼とこのユニットのオリジナリティがもつボーダーレスな魅力がこの時代にもつ意味は大きいと思います。
今も東京ではセッションというと必ずかけつけてくれる彼ですが、かって麻布のクラブで彼や真紀ちゃんと演奏していた時代もなつかしく思い出されます。
チェットの大切にしていた叙情的である、「クール」のスタイルを希求するヒロ川島から教わる事はKeep on playing。
写真は話題となった彼らのBS番組のDVDです。

2008年4月8日

梅田玲奈さん

IMG_6434.jpg

昨日はエムズシステムスピーカー(波動スピーカー)の試聴、兼、撮影でピアニストの梅田玲奈さんの家へ・・。
バークリーで学んだ素晴らしいキャリアのピアニストにかかわらず玲奈さんはとても素直でピュアな気持ちの持ち主。
撮影の合間に素敵なピアノを弾いてくれました。
スピーカーからはmy funny valentainが流れると目を丸くして、大感激。
ご自分の愛聴盤のBJ、THOMASをかけては「惚れ直した」とコメントをいただきました。
ありがとうね。玲奈さん。

2008年4月7日

ミュージックジャーニー3

ブログ画像 003.jpg


昨日、店の近所のビレッジバンガードという本屋に行き、写真家、野上眞宏さんのHAPPYという写真集に出会いました。
1968~1970と1970~1973の2巻に分けられたこの写真集は、僕にとって音楽上で最も大きな出会いのひとつである「はっぴいえんど」を中心に、日本の音楽が生まれ変わる時代を記録したものです。
高校で寮に入った僕に「はっぴいえんど」の1枚目のアルバム「ゆでめん」を聴かせてくれたのは青森から来たS君でした。
それまでアメリカ、イギリスの音楽にどっぷり浸っていた僕は日本の洋風ロックやほんわかとしたフォークしか知らなかったのですが、「はっぴいえんど」の音と世界は、年上の学生運動世代に気後れしていた少しアウトの僕の感覚に実にビタッと来ました。
なにより音と詞のマッチングにドキドキしました。上手くて、斜に構えていて、そして熱かった。
高松でドラムにめざめていた僕も細野晴臣さんのベースと松本隆さんのリズムコンビーションにノックアウトされましたね。
青森のS君が持ってきたテープで聴いた、彼と地元の仲間達のバンドも既に「12月の雨の日」をばっちりコピーしていて世の中には格好いい奴らがいるなあと驚きました。
高校の音楽部にはCSN&Yをコピーした連中や、キングストントリオ、フリーなどロックにいたるまでいろいろのタイプのバンドがいましたが、僕が「はっぴいえんど」をやりたいというと集まってくれたのが3人の仲間達。
彼らと渋谷の「ジャンジャン」という、教会の地下のライブクラブへ「はっぴいえんど」のライブを聴きに行き、一番前の席に座ったのが1971年の7月27日。ギターの鈴木茂さんの記録によるとジャンジャンはこの1日しか記載されてないから小クラブでやった貴重な「はっぴいえんど」のライブに行ってたわけです。
僕たちが恐る恐るリクエストして、細野さんが「覚えてる?」大滝さん「覚えてない・・。」ってやりとりした会話が今も記憶に残っています。
なんと前述の写真集にそのジャンジャンのライブの様子が載っていました。
写真の左の切れた部分のシートに僕たち高校生4人は緊張して座っていたはずなんですね。
その時一緒にいたのがバンドに新しく加わってくれたS君。
後に大滝詠一さんとアルバムをつくる、素晴らしいロックミュージシャンとなる彼の事はまた別の機会に書きます・・・。
「はっぴいえんど」は解散コンサートにも行き、その後の日本のミュージックシーンに大きな影響を与える多くのミュージシャンの歴史的なデビューにも立ち会いました。オリジナリティを持った新しい音楽が生まれた忘れられない日ですね。
さて写真は「はっぴいえんど」の2枚目最高傑作「風街ろまん」と3枚目「HAPPY END」。
大滝栄一さんやサディスティックミカバンドのアルバムデザインを制作され、この3枚目もデザインした「MU!!」というデザイン工房の奥村さんは、以前僕の日記に紹介している「It’s a beautiful day」などにもに影響を受けたみたいですね。
そういえば共通点がありますよね。
昨日は日本のジャズピアニストで、以前共演させていただいた菅野邦彦さんからも電話あり。「音楽」な一日でした。