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MY Diary ロハスタウン高松からお届けするグットミュージックダイアリー

Archive for 3月, 2008

2008年3月30日

五黄の会 演奏家のいない演奏会

五黄の会 002.jpg


僕には13年前に他界した5歳年上の兄がいます。
その兄が生前、同年齢の友人達と作った「五黄の会」という会に属する商店街のOさんから「鹿庭君60年代などのなつかしい曲を演奏してくれる人、誰か知らない?」と声をかけられたのは2月の末のことでした。そりゃ僕も何曲かはギターでも弾けるが、本物の素晴らしさに勝るものはない。
Oさんの勧めで1回目の「演奏家のいない演奏会」にいらしていただいたこの会の現会長さん(ご自身もグリークラブで現在も歌われていて音楽の素晴らしい理解者)がこのエムズシステムスピーカー、波動スピーカーでやってみようと即決されたのはそれからまもなくの事でした。
CDを取り寄せOさんと検討し、今日の会の実現となったのです。
曲のセレクトの時は兄との記憶が思い出されました。兄からは多くの影響を受けていたのですね。
当時の音楽は曲の作り手と歌い手が別々の事が多く、コード進行やリズムの多様性など、新しい音楽を生み出す作曲家、作詞家の素直な喜びに溢れた楽曲は宝石のようです。
また当時ラジオで聴いた音楽がこのエムズシステムスピーカーで全く新鮮な表情を感じさせること(これは今日の参加者も言っていました)も予想以上のうれしい驚きでした。
年上の男性達が目をつむって音楽を通して若き時代を辿っている姿を見るのはとてもうれしかった。
男達はロマンチです。
良き演奏会の機会を与えていただきありがとうございました。

2008年3月30日

小松玲子さんコンサート

画像 001.jpg

今夜、先日1回目の「演奏家のいない演奏会」にいらしていただきコメントをいただいた小松さんのお嬢さん、小松玲子さんのコンサートに行ってきました。
以前から素晴らしいキャリアと評価で是非聞いてみたかったのですが本当に美しかった。
ヴィブラフォン(鉄琴)のほうはジャズでもゲイリーバートン、ボビーハッチャーソンなどいますが、木のあたたかい音色と金属の響きと・・・、マリンバはやはり音程のある打楽器という魅力が素晴らしかったです。
マレットを使うのでピアノより音程の飛び方が広いし、とても多彩で豊かなバイブレーションを感じました。
もちろん基本的にはクラシカルなスタイルなのでしょうが、玲子さんの演奏表現はフラメンコギターをやってらっしゃったお父さんゆずりの(たぶん)ロマンチズムやパッショネートな部分が感じられるのが大きな魅力で、枠にとらわれない音楽活動の理由がわかるような気がします。
グルーブ感も共演のドラマーよりむしろ自由に感じ、(生意気ごめんなさい)僕も心でドラム叩いちゃいました。
玲子さんのパーカッションミュジアムやワールドミュージックやアフターアワーズのリラックスした演奏、是非聞いてみたいですね。
あとスティックコントロールのフォームがさすがにとても美しく、同じドラムを叩く僕としては感動しました。
僕は1部のTREEから聞けたのだが1部の空気感はエムズシステムで是非体験したい。
CDを1枚買い求めてきました。
小松さんに次にお会えできる日が楽しみですね。

2008年3月29日

街角に音楽を

画像 003.jpg

高松には多くの音楽や演劇、アートなどが来演します。ベテラン、ヒットした直後のアーティスト、などなど・・。
劇場やライブハウスのステージの上のアーティストとオーディエンスの空間は、もちろん素晴らしい緊張感と密度をもったものです。
しかし密閉された劇場に限らず、ストリートで、あるいは公共の場で目線で出会う感動も良いものではないでしょうか?。
世界中の都市では昔からミュージシャンが野外劇場や広場で演奏する風景はあたりまえのものでした。人の集う場には音楽がありました。
芸事や表現は人々の生活にもっと身近なものであったはずです。
「さぬき高松芸どころ」といわれる様にかっては高松にも町のいたるところで三味線の音が聞こえたようです。
再開発のすすむ高松市丸亀町には今新しい広場ができました。
これからこの広場に、そして街角に多くの出会いや感動が生まれるよう、今ある計画を進めています。
音楽には言葉は要りません。プロ、アマチュアのボーダーもどんどんなくなってきています。
音楽を通じて高松がもっとグローバルな拡がりを持てるよう・・・。
良い音楽は街の風景を豊かにしてくれます。

2008年3月28日

僕のミュージックジャーニー

PICT1645.JPG

小学校高学年から兄や姉の部屋で彼らが聞くレコードを横で聞いていました。クリフリチャードやウオーカーブラザース、当時の洋楽のヒット曲が多かったように思うが、学校と自宅のあった商店街だけの世界からまだ見ぬ世界の匂いを垣間見てたのかな?
ビートルズが来日した時はTVの前で兄が「シッ」と家族を黙らせながらマイクでテープレコーダーに録音していたのを思い出します。
中学になり少しずつレコードを買うようになりました。
近くのレコード屋には店の一番奥にステレオがありミュージックライフやニューミュージックマガジンなどで覚えたヒットレコードを少しずつ。
その頃近所の楽器屋でドラムセットを買ってもらいました。
全音というメーカーのもので3万円くらいだったか?
兄のまねをしてスティックで布団をひっぱたく僕を見て両親はただならぬものを感じたのか?
クリームの「ホワイトルーム」のジンジャーベーカーが大好きでイントロを叩くのにタムタム(中くらいのドラム)が足らず一個買い足したり・・。
友達の兄貴がレッドツェッペリンを聞かせてくれた時はぶっ飛んだ。宇宙の果てまで行っちゃいましたね。
そんなある日レコード屋で見つけたのがこの左側のCBS SONYのオムニバス[ROCK REVOLUTION]。アルクーパーの顔をデザインしたこのアルバムにはジャニス、BS&T,Chicago,santana,spirit,・・。NYの西海岸の当時の息吹がありましたね。
当時ヒットチャートにあった曲とはちがう、ふつふつと伝わってくるエネルギーとドラミングの魅力に参りました。後に大きくクローズアップされていく、当時の時代をエネルギー源としたこれらのグループ。ヴェトナム戦争や人権運動とともにそれまでの音楽シーンが大きく変化する瞬間でした。
学校では平和な時間が流れ、少しギャップを感じたかな。
右はジャケットに魅せられて買ったIt’s a beautiful day。サンフランシスコの明け方のような熱を感じる静寂というか、バイオリンと自由な匂いがたまらないアルバムです。
これから少しずつ出逢った素敵なものや人について書いていきますね。

2008年3月27日

my instruments

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umieでの演奏会のとき最後列で応援してくれた大学の先輩でよきアニキKさん、実はヴォアールでの第一回目の演奏会の時に奥さんがいらしていただきスピーカーをいたく気に入っていただきました。
今日、好きなものに囲まれた夫妻のあたたかい部屋の窓ぎわにあるグランドピアノの上にスピーカーを設置させていただきました。
持参した小曽根真のトリオをかけたところ部屋全体にゆったりとしたジャズバラードがながれ、是非今後も音楽のレコメンドを、とありがたいお言葉をいただきました。
先日も中学からの親友K君宅にも設置、僕のまわりのウオームハートを持った人たちに新たなミュージックライフが充実されることをねがっています。
写真は僕の楽器。
LUDWINGのスネアドラム、偶然ですがAriaという名前のギター、これはサパトスの木村純さんに紹介いただいたシャーウッドの大田さんという素晴らしいギターチューナーに推薦していただいたもの・・・そして新しい楽器、エムズシステムの波動スピーカーです。
これからも演奏会を続け、本物の音楽のバイブレーションを一人でも多くの人に届けたいですね。

2008年3月24日

 音楽を感じる物

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音楽そのものも勿論ですが、音楽を感じる雑貨、写真などが好きです。
色、風合い、佇まい。特に原始的なものとモダンが合わさったもの、素朴な風合いと華美なものが自然にミックスされたようなものも。

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これは少し前にコンランショップで見つけたアフリカの花器とビーズでつくられた馬(なぜか1番上にペンギン)のオブジェ。今僕の店の中で大地の柔らかな生命力を奏でてくれています。

2008年3月18日

 サパトス香川ツアー2008
 小春日コンサート

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音楽にジャンルはない、いい音楽とそれ以外の音楽があるだけ
昨年2007年6月、香川県にて初の四国上陸ツアーを行い各地で素晴らしい評価と感動を残したサパトス。
若者から成熟世代にいたるまで年齢を問わず、人々の心に本物の上質な音楽を経験させてくれました。
石原都知事の提唱する東京ヘヴンアーティストの中でも最高の評価を受ける彼らの魅力は、まさに真剣勝負のストリートライブにて人々の心を捉え続けてきた実績と、多くの美術館、お洒落なレストラン、パブリックスペースにて耳の肥えたリスナーをうならせてきたキャリアの深み、そしてボサノバを基調にこれぞグッドミュージックといえる洗練されたアダルトサウンドといえるでしょう。
前回お聞き逃しの方々にも是非お聞きいただきたい今回のツアー、5日間それぞれの場所で趣の違うサパトスミュージックに出会えること間違いありません。
良い音楽は街の風景を豊かにしてくれます。
ご期待ください。
サパトス プロフィール
サパトス(Sapatos)とはポルトガル語で「靴」という意味。東京都のヘブンアーティストの認定を受け、ボサノバを基調に様々なジャンルの音楽を演奏する、木村純(ギター)&三四郎(サックス)のアコースティック・ボサノバ・ユニット。
ストリートを始めとする全国各地で演奏活動を繰り広げ、その爽やかで洗練されたサウンドは幅広いリスナーに支持されている。
木村純 Jun Kimura(guiter)
13歳頃からブラジル音楽の真っ只中で先例を受けてボサノバギターを始める。高校時代にボサノバ専門のグループを結成してライブ活動を始める。その後、様々なブラジル系グループのギタリストとしてライブ、コンサート、レコーディング等をこなしており、数多くのCMに音楽提供をして、2001年度放送広告審査会(ACC)の銅賞(資生堂)とACC賞(松下電器)のダブル受賞している。
ボサノバギタリストとしての参加アルバムは多数に及ぶ。
脱サラギタリストとして、各メディアの報道番組で取り上げられ、話題を呼んでいる。
三四郎 Sanshiro (saxophone)
バークリー音楽院で作曲、編曲を学び、卒業後はニューヨークを拠点にストリートパフォーマンスを展開する。渋谷でのストリートパフォーマンスが話題を呼び、テレビに特集され、「三四郎」(SONY)でアルバムデビューして以来12枚のアルバムを発表している。またオノヨーコさんの提唱するGOWでショーンレノンとレコーディングするとともに東京ドームでのコンサートに出演している。また、ジャマイカで「Bob Marley」追悼記念コンサートに出演している。第31回ギャラクシー賞ラジオ大賞を受賞。
ライブ活動を中心に音楽プロデュースなど、多方面にわたり精力的に活動している。
スケジュール
■4/25(金)
ミケイラ(サンポート高松)
■4/26(土)
【昼】瀬戸大橋公園(坂出市) 
【夜】umie(北浜町) //www.umie.info/
■4/27(日)
【昼】栗林公園(高松市)、丸亀町ドーム広場(高松市)
【夜】スピークロー(高松・塩上町) 
■4/28(月)
【夜】高松シンボルタワー/ガレリア
■4/29(火)
【昼】丸亀町ドーム広場(高松市)
【夜】松ヶ浦マリーナ(坂出市)
お問合せはこちらまで
hkaniwa@nifty.com

2008年3月17日

 「演奏家のいない演奏会」
 in Takamatsu

エムズシステムのスピーカー演奏会

今大きな注目をあびるエムズシステムスピーカー(波動スピーカー)の豊かな音世界を体験していただける演奏会を行いました。
「もはやスピーカーではない、これは楽器」 といわれるこのスピーカー。
坂本龍一氏、ジョアン・ジルベルト氏、湯川れい子氏などのミュージシャンやアーティストに愛用され、また最近では東京ミッドタウンにある、最高のサービスと空間を提供するといわれる「リッツカールトン東京」のスイートルーム全室に採用されたことなどで世界から注目されています。

エムズシステムのスピーカー演奏会2

そのあたたかく包み込まれるような、そしてすばらしく生き生きとしたサウンドと、セレクトされた音楽で、ウイークエンドのひと時をお過ごしいただきました。
CDを使ったイベントですが、その意味であえて「演奏家のいない演奏会」とさせていただきました。
演奏曲:ボサノバ、ジャズ、クラシック、ネイチャーサウンドなど

2008年3月17日

グッドミュージックダイアリー はじまります。

中学のときラジオのむこうに出会った音楽。まだ見ぬ世界。
街に音楽は少なく、LP1枚買うにもレコード屋の奥のステレオでAB面をすべて試聴して胸に抱きかかえて家に帰る。
そんな素晴らしい経験であった音楽を聴くということ。
その後、ドラムやギターを演奏し、素晴らしい仲間とも出会い、多くの記憶に残る場に立ち会うことができました。
いろんなものにインスピレーションを受けたり誰かと共有できたり・・。
だけど人生のいろんな場面や出来事では、なかなか自分の気持ちを常に柔らかく開放するのも難しい。
そこで僕も自分の素の気持ちを忘れず「うた」を奏で続けたいなとの思いで、このブログAriaをはじめる事としました。
つれづれなるmy diaryよろしく。

2008年3月7日

鹿庭 弘百プロフィール

レコード会社にて高橋幸宏氏、ムーンライダースなどのレコーディング制作や、映画、音楽などの映像プロデュースに関わったほか、シンセサイザー奏者、富田勲氏などの音楽と映像イベントに参画。
自らもミュージシャン(ドラムプレイヤー)として都内ライブハウスにて演奏。
ジャンルを問わずグッドミュージックのもつ限りない魅力をお伝えしたいと考えています。
高松市在住。

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