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MY Diary ロハスタウン高松からお届けするグットミュージックダイアリー

Archive for 11月, 2010

2010年11月21日

波動スピーカーとソングライター

大貫妙子さん、佐野元春さん、荒井由美さん、大瀧栄一・・。日本語が新しいニュアンスで紡がれ音楽になり始めた時代のソングライターと呼ばれる人々。

人に届く言葉を歌う人たち。

どんなにやさしい気配の言葉も、強い言葉も、言葉はそれ自体力を持っている。まるで蝋燭の小さな炎も薪の大きな炎にも世界が感じられるように・・。つまりアーティストが放つ言葉はその力を充分考えられて選ばれたものではないでしょうか。

彼等が言葉を放つ時その後ろに多くの色が感じられます。無意識のうちにでも・・。

つないだ手に夏の匂い 海へと続く道 光る波とひとひらの雲 遠い蝉時雨(大貫妙子さん 四季より)

言葉はアーティストから解き放たれ、中空に放たれた時、観衆のそれぞれの想いと繋がります。

波動スピーカーで生まれるアーティストの言葉の響き。その奥にその言葉が発せられた時の感情が見事に見えてきます。またどのようなニュアンスでその音を作りたかったかも・・。

音楽が立体的な世界を持って届けられます。

2010年11月20日

ソウルボーイ 佐野元春

11月18日、随分久しぶりに佐野元春さんが高松でコンサートを行った。

高校で同級生、音楽部で一緒にバンドをやったり、ジャズでセッションしたりした同級生である。あれから一度は30歳ころフジサンケイグループのイベントで出会ったか、・・?

だけどこの20年くらい、僕は東京~高松で運命が様々変化した時を過ごし、そして彼は人々にエネルギーを与え続けてきたワンアンドオンリーのアーティストとして時代を駆け抜けてきた。

ステージ上での彼はロックのうねりの中、多くの観衆の過去と現在と未来に向けて言葉とビートを届け、そして彼等を受け止めていた。

ステージの上の彼は楽しそうで、若いコヨーテバンドを引き連れた様子は、まるでボブディランとザバンドのようだったな。

思い返せば高校時代の彼も群れることなく、自由で、そして孤高の存在だった。

一人合点かもしれないが、高松から東京へ行った僕も彼も、ある意味、音楽部内ではアウトサイダー的だったのだ。

いつもポライトでミステリアスで内に炎を燃やしていた。

コンサートのあと、幸い会って話をする機会があった。楽屋に行くと佐野元春君がそこにいた。共通の友人の話、今思ってること・・。時代について感じていること、・・。

30年以上の時間、何があったかは聞かずともたいした事ではなかった。互いに何もないはずはないが、あの頃共に歌い感じた気持ちは変わらないからだ。

高校時代と本質的に変わらぬ笑顔とハートを持った彼に出会って、とてもうれしかった。  また会えるといい。

2010年11月16日

波動スピーカーとジャズ

私はドラムを演奏します。最初に東京のとあるカフェで、エムズシステム、波動スピーカーから流れてくるコルトレーンを聞いたとき、エルビン ジョーンズのブラシワークとシンバルレガートのその響きに驚嘆しました。

基本的にアコースティックな楽器によるジャズは波動スピーカーと大変相性の良い音楽です。ボーカルのリアリティも凄いです。

石川早苗ちゃんはエムズシステム波動スピーカーで自らのCDを聞いたとき鳥肌がたったとコメントしました。

伊藤大輔君のCDを聞いた神田サオリちゃんも「そこに大ちゃんがいる」とびっくりしてました。

ボーカリストは自分の体が楽器です。その共振がこのスピーカーでは感じられたようです。

情感が素晴らしく感じられる波動スピーカー、最もプレーヤーの近くにある音がそこにあるのではないでしょうか?

2010年11月16日

UTAUの素晴らしさ

大貫妙子さん、坂本龍一さんの「UTAU」、知った曲、初めての曲、全て大貫さんの凛とした美しい日本語に彩られています。

a Lifeは大貫さんの希望が感じられ最高です。

このような言葉の響きは波動スピーカーの独壇場です。大貫さんの息遣いが存在感を持って伝わってきます。

今、このような情報が溢れる時代の中で、物事が輪郭を持つ意味はとても大きいです。そのことに感受する人もとても多いと思います。今は余計なものをそぎ落とし、大切なものと向き合う時代かも知れません。

エムズシステムの波動スピーカーの素晴らしさは、音楽の発する原点の響きを伝えてくれることです。皆さんのうれしいコメントに勇気付けられます。

2010年11月16日

ブラジルの風 ブラジリアンジャズトリオ

木村純さん、鈴木篤志さん、そして新たにあのジャズ界の重鎮、林栄一さんが加わって作られた「ブラジリアンジャズトリオ」。やはりボサノバに対する美意識のブレない純さんに重なる鈴木さん、そして林さんの音とハートが素晴らしい。 優しく渋いアルトサックスの音色にノックアウトされました。

ガレリアは「フェリアード」も参加、「蒼」でもなつきちゃんの飛び入りがありました。

デックスガレリアで生まれた素敵な雰囲気、壱番街ドームの響き、パティスリーミクニのライブ感、蒼の静けさ・・。

あくまで屋外で音楽をやるにあたってのサポートライブとしてミクニや蒼でのライブがありますが、場所場所で全て色合いの違う素晴らしい内容となりました。

また、あれだけサックスを鳴らす林さんがホテルの波動スピーカーを絶賛してくれたのもうれしいコメントでした。

次はあるタンゴのコンサートを企画中です。

2010年11月16日

瀬戸内国際芸術祭 終了しました。

おかげさまで先週末、30,31日の「たかまつ大道芸フェスタ2010」をもって、私どもも予定していたマザーポート高松「MUSIC BLUE」の全てのプログラムを終えました。

    105日間、毎週末のイベントが続くという事は想像以上に大変でしたが、今となっては「高松ボサノバフェス」、「高松ジャズ」の暑い日々の記憶もなつかしく感じ、祭りの後の寂しさを覚えます。   香川を訪れ、島から戻られた人々にとって、「MUSIC BLUE」の音楽が、「マザーポート高松」の交流の風景の記憶として存在できていたら幸せです。   「ボサノバ」「ジャズ」「クラシック」「フラ」などのフェスティバル、デックスガレリアにて行われた小倉博和さん、大貫妙子さん、井上鑑さん、アン・サリーさんなどと県内ミュージシャン出演のコンサート、その他、会期中参加してくださったミュージシャンたちによる様々なジャンルの音楽・・・、全てにわたって県内外ミュージシャンとの交流も多く実現し、素敵な風景となりました。夕暮れのオープンスペースでの音楽はとても良かったとミュージシャンたちからもお客様からもご感想をいただきました。

    主催の瀬戸内国際芸術祭実行委員会はもちろん、高松市、シンボルタワー開発㈱、高松丸亀町商店街振興組合、ヨンデンプラザ・サンポート、瀬戸フィルハーモニー交響楽団などの協働により実現された事、ご協力いただいた関係者の皆様にも心より感謝いたします。   私たちは、会期中、フェリー乗り場のZENKONやデックスガレリア、壱番街ドームなどでの人々の交流の風景を見るにつけ、この瀬戸内、高松、香川が地理的な意味としてのマザーポートに限らず、県外の多くの方々の精神的なマザーポート(母港)ともなるべく「未来に続く田園都市」として発展していける可能性を強く感じています。   「街角に音楽を@香川」はこの「MUSIC BLUE」のコンセプトを大切にこれからも良い音楽を街に響かせていけたらと思っています。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。