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MY Diary ロハスタウン高松からお届けするグットミュージックダイアリー

Archive for 9月 8th, 2009

2009年9月8日

ボッサファンタジアの奇跡

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ボサノバは叙情的でクールな音楽ですが、そのベースにはサンバがあります。
4つの拍子のうち、1拍目と3拍目にスピードが出る、これがボサノバのグルーブ(ノリ)の本質です。
スイングといわれるジャズはこれとは異なり、2拍目4拍目のアフタービートにグルーブを感じます。これらの2つのグルーブはジャズボサというジャンルは別にして、なかなか混ざり合いません。
ボサノバの美意識を担ったジョアン・ジルベルトとジャズサックスのスタンゲッツがリズムで,もめたのは有名な話です。
日本国内においてもそれは同様ですが、「ボッサファンタジア」の素晴らしさは、ジャズのバークレー音楽院を出た森里子さん、芸大出身の鈴木篤志さんが木村純さんのボサノバリズムに完全にフィットし、
なおかつジャズの大きなうねりやダイナミクスを生んでいるところ。
こんなユニットはなかなかいません。
奥の深い東京だから成りえるこの同じ美意識に裏付けられた素晴らしい音楽、是非堪能していただきたいです!
スケジュールは9月17日 夜 偕行社かふぇ 6時開演 //kaikousya.com/
       〒765-0013
       善通寺市文京町二丁目1番1号  0877-62-4906  P有り   1ドリンク + 軽食付 で前売り¥4000  当日¥4500 
18日    夜  umie 7時開場8時開演 3000円 ワンドリンクつき //www.umie.info/index.htm 
19日昼 丸亀町壱番街壱番街ドーム 1時3時 
    夜 屋島テニスクラブ 「ガーデンライブ」(雨天時はテラスハウス) 6時開場 3000円 ワンドリンクつき 高松市牟礼町牟礼3720番地 電話087-845-5858   
       //www.yashima-tennis.co.jp/#home 
20日 昼 丸亀町壱番街ドーム 1時3時  
    夜  エアリーレストランLUCE  午後6時半より 和フレンチディナーとワンドリンク付 6000円  //airyrestaurant-luce.com/default.aspx
             香川県高松市丸亀町1番地1 丸亀町壱番街4F 電話087-822-2203
木村純 Jun Kimura (guiter)
13歳頃からブラジル音楽の真っ只中で先例を受けてボサノバギターを始める。高校時代にボサノバ専門のグループを結成してライブ活動を始める。その後、様々なブラジル系グループのギタリストとしてライブ、コンサート、レコーディング等をこなしており、数多くのCMに音楽提供をして、2001年度放送広告審査会(ACC)の銅賞(資生堂)とACC賞(松下電器)のダブル受賞している。ボサノバギタリストとしての参加アルバムは多数に及ぶ。脱サラギタリストとして、各メディアの報道番組で取り上げられ、話題を呼んでいる。
森里子 Riko Mori(Violin)
北海道札幌市 出身
4歳よりヴァイオリンをはじめる
1988年東京芸術大学音楽学部入学、澤和樹氏に師事。
在学中よりライブ活動をはじめ、オーケストラ、室内楽等に参加。
Mobil石油、JR東日本、JR東海、デビアスダイアモンド、雪印、マツダ等のコマーシャルレコーディングで演奏。
1992年同校卒業後、米国バークリー音楽院入学
Jazzの理論と演奏を学ぶ。
Matt Glaser、Hal Crook両氏に師事。在学中学内アワード受賞
学内外において多数のレコーディングに参加。また、ミュージカルや、様々なコンサート等で演奏。
1995年バークリー音楽院卒業
帰国後オーケストラ、室内楽、ソロ等の演奏活動の他、コマーシャルやNHK-BSのニュースオープニング曲等TV番組のレコーディングに多数参加。
2002年、ボサノヴァギタリストの木村純氏との出会いから、ボサノヴァに目覚める。
ライブ活動や、他のミュージシャンのレコーディングに参加する等、ジャンルを限定しない多様な演奏活動を展開中。
また、代官山音楽院の専任講師としての若手の教育に従事すると同時に、子供から大人まで年齢を問わない音楽指導を通して、音楽の楽しみを広めることに力を入れている。
様々な活動を通して、ヴァイオリンでの新たな可能性を追求している。
ペギー葉山、近藤真彦、サパトス、Maya、等多くのミュージシャンと共演
鈴木厚志 ピアニスト・作曲家
 4才よりピアノを始める。子供時代は練習曲やクラシックの課題曲よりもフォーク、ロック、ポピュラー音楽に強く興味をしめす。その後14才の時ドビュッシーを知り、フランス近代音楽に目覚め、取り付かれたように研究に没頭する。高校時代にはジャズ(特にフリージャズ)、ラテン、フュージョンなどとも出会い、バンド活動なども行う。進路や音楽ジャンル選択に悩みながらも国立音楽大学ピアノ科に入学し、4年間はおとなしくクラシックの勉強に専念し、首席で卒業。矢田部賞受賞。 読売新人演奏会出演。 卒業後、全国各地を初めとして、ワルシャワ、ミュンヘン等での演奏活動とともに作曲活動を開始。ラテングループのピアニストとして活動している時にブラジル音楽と出会う。中でも特にサンバに強く引かれ、傾倒。パーカッション等の経験を通じてブラジルのリズムの研究に没頭する。現在、日本では珍しいブラジル音楽専門のピアニストとして各地ライブハウス等で演奏活動を行う。2001年5月にレコーディングの為ブラジルに渡り、ボサノヴァのCDのアレンジを手掛ける。
 作曲家としては、数々の室内楽曲、ピアノ協奏曲、コマーシャルソング、ラジオ番組のテーマソング等を手がける。
 また、他人を笑わせることが大好きで、持ち前のアイディアを駆使したパロディー音楽には熱狂的なファンも多い。
 ピアノ曲集「ピアノの為の画集」、CDブック「ピアノ・で・アミーゴ」を出版。