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MY Diary ロハスタウン高松からお届けするグットミュージックダイアリー
2009年6月28日

マイケルジャクソン 息遣い

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昔レコード会社に入ってしばらくたった頃、社内に案内がまわりました。
アフリカのために多くのミュージシャンが集結した「We are the world」のビデオのマスターがアメリカから届き、会議室で初めて試写をするとのこと。もちろん参加。大きな感動を覚えました。
アフリカ人の女性の話に涙するマイケルが印象に残りました。
ある報道によると彼はあれだけ素晴らしい才能を持ちながらどこか自信がなかったとの事。
小さい頃からジャクソンファイブで活躍し、どこかいつもプレッシャーを感じていたのかも知れません。いつも自分をこれでよしと思えず、変わり続けてきたのかも・・。
彼の音楽が黒人と白人のボーダーをどれだけ取り払ってきたか知れないマイケル。その間に時代はオバマ大統領を選ぶほどに変容しました。
88年に日本に来たとき、コンサートに行きました。
愛を歌うと素晴らしいのと同時に、彼のダンスの中には苛立ちも表現されていました。
深い「LOVE」を背負いながら現実の世界の悲しさに立ち向かう騎士のような・・。この時代の愛と十字架を背負って来たのかも知れません。
今日、彼自身がレコーディング時にも何度も泣いてしまったといわれる「She`s out of my life」をSpace Ariaで聴き返しました。
彼の声にステージの上の孤独なアーティストの、観客には聞こえぬ息遣いを感じました。
冥福を祈ります。偉大なアーティスト マイケルジャクソン。