Categories

Site search

2008年9月
« 8月   10月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
Profile
Links






MY Diary ロハスタウン高松からお届けするグットミュージックダイアリー

Archive for 9月, 2008

2008年9月25日

閉店セール

ケチカライブ 007.jpg


今僕の店は閉店セール中。
戦前からこの地に店を開き、戦後はバラックで営業再開、父は大阪から買ってきた鞄をリヤカーで売り歩き、徐々に豊かな時代のハンドバッグへ・・。
濱野皮革など、当時は地方にはどこにも卸していなかった素晴らしい問屋に通いつめ、やっと取引開始、母の情熱が扉を開いた・・。
ヨーロッパが今ほど近くなかった時代、より本物をという気持ちで、エルメス、ヴィトンなど買ってきたらすべて瞬く間に売れた。
日本の優秀なメーカー、海外のメーカー、商品に出会う感動が店頭に満ちていた。
モノを手に入れる事が豊かさの象徴だった。
今時代は大きく変わり、人々は外の何かでなく、自分の中の何かにも目を向けはじめた。
そのタイミングで丸亀町は再開発を迎えた。
一度ゼロとなって次を考える。
多くの人々のノスタルジーを乗り越え、街は新たななにかを提示しなければならない。
小さい頃からの思い出の地を去るのは淋しいところだが、よき時代の人々の笑顔は、決して忘れない。
それが次なる時代の貴重なヒントか・・・。

2008年9月22日

街角に音楽を@高松 ユーロボッサ

eurobossa_ura-thumb.jpgeurobossa_omote_01.jpg森里子+木村純  2.JPG


この秋は、県の国際課からご相談いただいた、ブラジル移民100周年のタイミングとなる「かがわ国際フェスタ2008」の話が発端となって、サパトスの木村純さんが、ラッキーにも2ヶ月続けて香川にいらっしゃいます。//www.i-pal.or.jp/news/
今回の「ユーロボッサ」は今、東京のブラジルミュージック通の間でも大評判の木村純さんとバイオリンの森里子さんのユニット。
ボサノバ音楽にパッショネートなエネルギーやロマンチズムを加えた素晴らしいサウンド。木村さんの包容力のあるギターをバックにぐいぐいと心に迫る森さんのバイオリンの炸裂が素晴らしいです。
ボサノバ誕生50周年でもある今年、必見のユニットですね。
全身で感じる音楽なれど、リラックスした高揚に身を任せていただけること間違いないグッドミュージックですよ。
毎回演奏する場所によって内容や空気の違う引き出しの多さが、木村純ミュージックですが、丸亀町、栗林公園、中央公園の街角はもちろん、今回もリラックスした空間umie //www.umie.info/, 自然に抱かれる伸びやかな屋島テニスクラブ//www.yashima-tennis.co.jp/#home、料理とのジョイントが限りなく贅沢なヴォワールタカマツ//124.40.25.58/shopblog/wbvoir/など、いくつの表情を魅せてくれることでしょう。
スケジュールやプロフィールは以下のとおり。
是非ご覧ください。
プロフィール
木村純 Jun Kimura (guiter)
13歳頃からブラジル音楽の真っ只中で先例を受けてボサノバギターを始める。高校時代にボサノバ専門のグループを結成してライブ活動を始める。その後、様々なブラジル系グループのギタリストとしてライブ、コンサート、レコーディング等をこなしており、数多くのCMに音楽提供をして、2001年度放送広告審査会(ACC)の銅賞(資生堂)とACC賞(松下電器)のダブル受賞している。ボサノバギタリストとしての参加アルバムは多数に及ぶ。脱サラギタリストとして、各メディアの報道番組で取り上げられ、話題を呼んでいる。
森里子 Riko Mori(Violin)
北海道札幌市 出身
4歳よりヴァイオリンをはじめる
1988年東京芸術大学音楽学部入学、澤和樹氏に師事。
在学中よりライブ活動をはじめ、オーケストラ、室内楽等に参加。
Mobil石油、JR東日本、JR東海、デビアスダイアモンド、雪印、マツダ等のコマーシャルレコーディングで演奏。
1992年同校卒業後、米国バークリー音楽院入学
Jazzの理論と演奏を学ぶ。
Matt Glaser、Hal Crook両氏に師事。在学中学内アワード受賞
学内外において多数のレコーディングに参加。また、ミュージカルや、様々なコンサート等で演奏。
1995年バークリー音楽院卒業
帰国後オーケストラ、室内楽、ソロ等の演奏活動の他、コマーシャルやNHK-BSのニュースオープニング曲等TV番組のレコーディングに多数参加。
2002年、ボサノヴァギタリストの木村純氏との出会いから、ボサノヴァに目覚める。
ライブ活動や、他のミュージシャンのレコーディングに参加する等、ジャンルを限定しない多様な演奏活動を展開中。
また、代官山音楽院の専任講師としての若手の教育に従事すると同時に、子供から大人まで年齢を問わない音楽指導を通して、音楽の楽しみを広めることに力を入れている。
様々な活動を通して、ヴァイオリンでの新たな可能性を追求している。
ペギー葉山、近藤真彦、サパトス、Maya、等多くのミュージシャンと共演
スケジュール
10月3日(金)夕方  丸亀町壱番街ドーム広場  午後5時 7時 
            問い合わせ まちづくり会社 087-821-5199 
   
4日(土)昼   丸亀町壱番街ドーム広場  午後1時 3時
同上
        夜   umie  午後7時開場 8時開演
            1ドリンク付 前売り 3000円 当日 3500円
    高松市北浜町3-2北浜alley-h 2階
087-811-7455
 
  5日(日)朝   栗林公園 庭園コンサート 午前10時
           県観光振興課 087-832-3359
           公園入場料 大人400円 小中170円
        昼   かがわ国際フェスタ2008 グランドフィナーレ
            午後12時10分 中央公園
            午後1時15分  アイパル香川内 無料
        夜   屋島テニスクラブ      午後5時半開場 6時開演
            1ドリンク、軽食付 前売り4000円 当日4500円
            屋島テニスクラブ
〒761-0121 香川県高松市牟礼町牟礼3720番地 TEL:(087)845-5858 FAX:(087)845-5037           フリーダイヤル:0120-586058
   6日(月)夜   壱番街「ヴォワールタカマツ」087-822-2203 
            ディナーコンサート 「ブラジリアン ロマンチズムの夜」
            6000円 7時より 
香川県高松市丸亀町1番地1 丸亀町壱番街4F
特別料理とのジョイント、最高に贅沢な時間
以上

2008年9月21日

街角に音楽を@高松 カーフリーディ

ケチカライブ 040.jpgケチカライブ 009.jpgケチカライブ 001.jpgケチカライブ 017.jpgケチカライブ 038.jpgケチカライブ 002.jpgケチカライブ 034.jpgケチカライブ 035.jpgケチカライブ 016.jpg


昨日は東京も台風がかろうじて通り過ぎ、ケチカブラスカは高松にやってきた。
昨日はドームで演奏、大人が安心して子供に伝えたいなにかを彼らの音楽はもっているらしく、大人はもちろんだが、子供たちの喜ぶ顔が印象的で、とてもうれしかった。
夜はヴォワールタカマツにて大人のライブ、ジプシーの「うた」西ヨーロッパ東ヨーロッパのマイナーコードなのに明るい・・・。
リズムも人に届きやすく、何より人間の強さを感じる喜怒哀楽の色合い・・。
満足の1時間でした。
今日はいよいよ「カーフリーディ」いざ始まるというときに、ありえない大雨で一時は開催が危ぶまれたものの、雨の合間をぬった曇り空の下に人々は集まってきてくれた。
ゆるやかな空気が流れ人々がリラックスして語り合う姿が印象に残った。
突っ込んでくる自転車や自動車やあわただしさがない場所では、人はこれほど心ほどく事ができるのですね。
伊藤大輔君の透明な声が、ドートレトミシーの伸びやかなハーモニーが、ケチカブラスカのあたたかな力強さがしっとりとした美術館通りに流れました。
企画から今日にいたるまで、雨にたたられてしまったが、スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。
想いは人に伝わったことでしょう。

2008年9月17日

街角に音楽を@高松 榛葉昌寛トリオ

ジンバ ミラノトリオ 018.jpgジンバ ミラノトリオ 012.jpgジンバ ミラノトリオ 014.jpg


ミラノ在住の榛葉さんはヴェルディ音楽院に学び、現地でも「パヴァロッティを彷彿とさせる」絶賛されるテノール。
グイードさんはホセ・カレーラスなどの伴奏をつとめるピアニスト。
ルッジェーロさんはソリストとしても有名なチェリスト。
壱番街ドームがイメージしたというミラノのドゥオモでも毎週音楽が演奏されているらしいが、その場所でも演奏している彼らがここ高松でも演奏してくれた。
素晴らしいクラシックカンツォーネが3丁目ドームに響き渡った。
全身でここまで愛や喜びを表現していいんだ。
カンツォーネの真骨頂だ。

2008年9月16日

街角に音楽を@高松 スーパーギターデュオ

IMG_7320.jpgスーパーギターデlッユオ2008 9・12~14 016.jpgスーパーギターデlッユオ2008 9・12~14 027.jpgスーパーギターデlッユオ2008 9・12~14 014.jpgIMG_7309.jpgIMG_7156.jpgIMG_7208.jpg11.jpg5.jpg


木村純さんと杉本篤彦さんの2人の素晴らしいギタリストによる香川ツアー街角に音楽を@高松が終わりました。
ボサノバを愛し、あの粋でエレガントなロマンチズムを感じさせる純さんのアコースティックギターと、グッドオールドソウルミュージックを中心にジャージーなスタイリッシュさを感じさせる素晴らしい篤彦さん。
2人ともギターの言語は違えど、なぜあんなにリラックスした素敵なサウンドとなるのか・・?
中心にあるハートが同じだからだと思います。
決して自己満足ではなく、自らがただ楽しみ挑む表現の場。
だから居合わせる人々は、リラックスしてそこに心をゆだねられる・・。
今回も丸亀町のまちづくり会社のスタッフ、柳沢さんはじめumieのスタッフ、大高さんの志に基づく屋島テニスクラブのスタッフたちの大きな協力でこのツアーが実現しました。
なつきちゃんも涼子ちゃんも来てくれた。
多くの友人たちやお世話になった方がたに集まっていただいて、良い時間を共有できたこと、「良かった・・感動した・・」の言葉に多くの勇気をいただきました。
本当にありがとうございました。
「街角に音楽を」の基準のようなものが少しずつ見えてきました。
次は「ケチカブラスカ」、そして「ユーロボッサ」です。

2008年9月15日

街角に音楽を@高松 ケチカブラスカ マジカルミュージカルツアーへ

kecske_01.jpgmiki.jpgalan.jpg


東京都ヘブンアーティストとして初期から大きな評価を得ている2人組のミュージッシャン「ケチカブラスカ」が9月20日、21日と高松にやってきます。
音楽の持ついろいろな世界、楽しさ、ノスタルジー、ロマンチズム、・・。
日本人のバイオリニスト小松原未衣とアメリカ人のアコーディオン奏者アラン・バトンの2人が奏でるヨーロッパのトラディッショナルミュージックやニノ・ロータ、クラズマ音楽やジプシー音楽。
多彩な引き出しのなかからロマンチックだったり、思い切り楽しかったり、時には切なかったりの「ケチカブラスカ」ワールドが繰り広げられます。
関東各地で大変評価の高い彼ら、初登場の高松の街の風景を魅力的に変えてくれること間違いありません。
9月20日は2時と4時に壱番街3町ドーム周辺で練り歩き・・。
夜は壱番街4階の素敵なレストラン、ヴォアールタカマツとベランダのバールにて(チャージなし!飲食のみでOK お得ですよ!)7時と8時からテーブル周りを楽しい空間に変えてくれます。ヴォワールタカマツが提案する素敵な料理と音楽の競演です。(087-822-2203)
大人のロマンチックで楽しいひと時、間違いありません。
9月21日は「カーフリーディ」ステージは3時半より、その前は今新町、丸亀町周辺を練り歩きます

ストリートで鍛えられた底深い魅力、ご堪能くださいね。

2008年9月12日

このウイークエンドは夏の余韻を楽しみに スーパーギターデュオ

super guiter duo..JPG070801_144137.jpg


さていよいよ明日は木村純さんと杉本篤彦さんのスーパーギターデュオが高松にやってきます。
明日のumieももちろんだが、明後日、土曜の夜の屋島テニスクラブでの緑に囲まれたガーデンでの野外コンサートも、暑さが少し落ち着いた今の季節にぴったりのロマンティックなひと時となりそうです。
彼らは軽井沢とか自然のなかにも実にフィットするリラクシングをもっていますから・・。
そして土曜の昼1時と3時は丸亀町壱番街ドームにて、日曜の1時は壱番街ドーム、3時は3丁目の新生銀行前にて「街角に音楽を@高松」の素晴らしい風景がお目見えします。
あまりよいニュースのないこの頃ですが、2本のギターが奏でる豊かな「うた」が一瞬でもこの」街に居合わす人々の心を潤せたらと願います。良い音楽は街の風景を豊かにします。
どうぞ皆さんせっかくですから丸亀町の風景をのぞきにいらっしゃってくださいね。

2008年9月9日

ビートという事 前へ進むということ 林立夫と波動スピーカー

u=89240865,2962415076&gp=0.jpgu=2283313965,760742507&gp=0.jpg


林立夫さんは音楽に寄り添え,歌えるるすごいドラマーだと思う。
細野さんの一連のソロアルバムや、例えばユーミンの「卒業写真」を聴いてみて欲しい。
各々の歌、曲はそれぞれが理想とするビートを持っている。
リズムマシーンには求められないその柔軟性こそ人間の奏でるビートの素晴らしさと思う。メロディーを知っているからあのビートを選ぶのだ。そこには「うた」がある。(YMOはあえて機械的なテクノビートでその意思を表現したが・・・。)
ポンタはじめ数人のドラマーが集まったイベントの映像を見た。
多弁なドラマーたちの一人になぜポンタが林立夫を参加させたか・・。
全員のドラマーが叩いた曲を見たときその理由がわかった。
林立夫はシンプルなビートでも延えんとビートを歌っているのだ。
音楽に溶け込みドラムを添えていただけと思っていた林立夫は実は「卒業写真」のあのゆったりしたリズムを凄い歌い方で牽引していたのだ。
「ワン」が大切。最近のインタビューでスティーブガッドが言っていた。
そうドラマーの、そしてリズムセクションの責任は足を前に出し、進み続けることなのだ。
この「意思」の感じるビート、レガート、バスドラムのウネリ・・。
波動スピーカーはビートの「意思」を伝えてくれる。
音の再生だけではない「うた」をこのシステムは感じさせてくれるのだ。

2008年9月5日

細野晴臣。吉野金次と波動スピーカー

J1.jpg


友人が明日、京都へ細野晴臣さんのユニットを聴きに行くらしい。いいなああ・・。
はっぴいえんどで凄いと思った細野さんと松本さんのリズムセクション。
当時にしては抜群のオフビートのくっきりと、そしてゆったりとしたリズム。
ベースを弾くというより、音楽の重要な一部を作り上げるメロディアスなアプローチ・・。
自らがコンポーザー、サウンドクリエーターであるという意味ではポール・マッカートニーに通ずる素晴らしいベーシストではないでしょうか?
昔のレコード会社時代の上司は国吉さん。クラウン時代の細野さんの一連のワールドミュージックのディレクターしてきた有名な人でした。
はっぴいえんどからホソノハウス、ティンパンアレイあたりはドラマーが林立夫さんに変わりよりタイトなリズムへ・・。(松本さんのドラムプレイの揺れも僕は好きでしたが・・。)
さてそのころのミキサーは細野さんが絶賛する吉野金次さん。
この狭山で録音されたアルバムが出たとき、当時の日本のレコーディングとまったく違う音楽の存在感にビックリしたのを覚えています。
もちろんザバンドなどと共通する自宅録音の空気感もあるが、ひとつひとつの楽器が独立しているにも関わらず全体が一つの歌として見事にメロディとなっている。
この吉野さんは、その後幸運にも僕が偶然参加できた高橋幸宏さんレコーディングに一度いらっしゃったことを記憶しています。
「中音主義」といわれる上品な、つまり「音」ではなく「音楽」を知り尽くした彼のサウンドを波動スピーカーで聴くと、この素晴らしいミキサーが大切に考えたものがよくわかります。
「ホソノハウス」と波動スピーカー・・。
空間が見えますよ。

2008年9月5日

細野晴臣さんと波動スピーカー

J1.jpg


友人が明日、京都へ細野晴臣さんのユニットを聴きに行くらしい。いいなああ・・。
はっぴいえんどで凄いと思った細野さんと松本さんのリズムセクション。
当時にしては抜群のオフビートのくっきりと、そしてゆったりとしたリズム。
ベースを弾くというより、音楽の重要な一部を作り上げるメロディアスなアプローチ・・。
自らがコンポーザー、サウンドクリエーターであるという意味ではポール・マッカートニーに通ずる素晴らしいベーシストではないでしょうか?
昔のレコード会社時代の上司は国吉さん。クラウン時代の細野さんの一連のワールドミュージックのディレクターしてきた有名な人でした。
はっぴいえんどからホソノハウス、ティンパンアレイあたりはドラマーが林立夫さんに変わりよりタイトなリズムへ・・。(松本さんのドラムプレイの揺れも僕は好きでしたが・・。)
さてそのころのミキサーは細野さんが絶賛する吉野金次さん。
この狭山で録音されたアルバムが出たとき、当時の日本のレコーディングとまったく違う音楽の存在感にビックリしたのを覚えています。
もちろんザバンドなどと共通する自宅録音の空気感もあるが、ひとつひとつの楽器が独立しているにも関わらず全体が一つの歌として見事にメロディとなっている。
この吉野さんは、その後幸運にも僕が偶然参加できた高橋幸宏さんレコーディングに一度いらっしゃったことを記憶しています。
「中音主義」といわれる上品な、つまり「音」ではなく「音楽」を知り尽くした彼のサウンドを波動スピーカーで聴くと、この素晴らしいミキサーが大切に考えたものがよくわかります。
「ホソノハウス」と波動スピーカー・・。
空間が見えます。