ビートという事 前へ進むということ 林立夫と波動スピーカー
林立夫さんは音楽に寄り添え,歌えるるすごいドラマーだと思う。
細野さんの一連のソロアルバムや、例えばユーミンの「卒業写真」を聴いてみて欲しい。
各々の歌、曲はそれぞれが理想とするビートを持っている。
リズムマシーンには求められないその柔軟性こそ人間の奏でるビートの素晴らしさと思う。メロディーを知っているからあのビートを選ぶのだ。そこには「うた」がある。(YMOはあえて機械的なテクノビートでその意思を表現したが・・・。)
ポンタはじめ数人のドラマーが集まったイベントの映像を見た。
多弁なドラマーたちの一人になぜポンタが林立夫を参加させたか・・。
全員のドラマーが叩いた曲を見たときその理由がわかった。
林立夫はシンプルなビートでも延えんとビートを歌っているのだ。
音楽に溶け込みドラムを添えていただけと思っていた林立夫は実は「卒業写真」のあのゆったりしたリズムを凄い歌い方で牽引していたのだ。
「ワン」が大切。最近のインタビューでスティーブガッドが言っていた。
そうドラマーの、そしてリズムセクションの責任は足を前に出し、進み続けることなのだ。
この「意思」の感じるビート、レガート、バスドラムのウネリ・・。
波動スピーカーはビートの「意思」を伝えてくれる。
音の再生だけではない「うた」をこのシステムは感じさせてくれるのだ。
Posted: 9月9日, 2008 under 波動スピーカー.