2008年4月29日

「すし家」店長 北村さん

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インターホーンで名前を告げると「お待ちしていました」と明るい声が返ってくる。オートロックのドアが開き、我々はエレベーターで3階へ。
美しい白木のカウンターに6席、その奥には10畳ほどの座敷が。完全にパーソナルなお寿司屋さんだ。雑誌にも知る人ぞ知る隠れ家として何度も紹介されているらしい。このお店の常連さんであるT氏が3回目の「演奏家のいない演奏会」に遊びに来てくれた。彼はご自身ターンテーブルを回すDJでもあり、同時にバリバリの証券マンでもある変種(?)
そのT氏が北村さんにMS1001を勧めてくれた。「この店の佇まいにぴったりだし、何よりも音が素晴らしい。今どき、いい音をさりげなく流してくれる店は貴重だよ」その言葉を聞くや、店長は即座に電話で発注。「スピーカーを買うのに音も聞かずにと思われるかもしれませんが、私は音に関するTさんの言葉をただ100%信じただけです」
T氏も北村店長も素晴らしい。これぞ店主と贔屓の客の理想の関係だろう。いい音で鳴っているというお礼を頂いて、我々も早速こうして伺ったという次第。
それはことばでは言い表しがたいほどの至福のひと時だった。
「プラスオンでお客様に何が提供できるかを、私たちは目指しています。美味しいものをお出しするのは当たり前です。お客様が期待していらっしゃる以上の何かを提供していきたいと思っています。ですからこのスピーカーの音にも出会うべくして出会ったと思います。私たちはお客様に感動して頂けるサービスを提供していきたいと思っています」
そう語るハンサムな店長の握る寿司、パーソナルな空間を満たすMS1001の柔らかい音。この上、何を望めばいいのか。