2008年4月28日

「HUGE」水野夫妻

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【2003年9月】あの時、試聴したりお話を伺った段階で楽器として認識したので、家に帰ってからすぐに接続せず、昔、海外演奏旅行の時、木管楽器がその土地の空気になじむのに苦労したことを思い出し、一日おいておきました。接続後も優しい音から少しずつ慣らしています。今日はパイプオルガンのアナログレコードを聞きましたが、空気でベンが振動し、パイプの中で増幅された音がパイプ口から出てホールの壁にぶつかり、戻って来る距離感までハッキリ感じる事ができました。ウォークマン以来の歴史的な音のカルチャーショック感じます。
【2003年10月】私のMS1001、イイ感じに鳴っています。ギターのネックを指が走る時や、ドラムのペダルを踏むときに起こる「カタン!」とか「カシャン!」という音がリアルすぎて、つい部屋の中を見回してしまいます。この前一人で家にいる時、人がいるのではと不安になり、音を止めて家の中を見回してしまいました。誉めているのかなんだかわからない感想ですが、それだけ原音に近いという事ですね。秋の夜長、毎晩ライブを楽しんでいる様です。
【2004年5月】西荻窪に「HUGE」というカレー専門のお店を出しました。このMS1001がご覧のようにカウンターのメインに鎮座しています。この素晴らしい音を我が家で独り占めするのはもったいないので、この店の特等席で歌ってもらっています。スピーカーと言うより、まさしく楽器ですね。生の演奏がお店の空気をとても柔らかくしてくれます