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MY Diary ロハスタウン高松からお届けするグットミュージックダイアリー

Archive for 'ミュージックメモリー'

2008年5月15日

SINGERS UNLIMITED

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トロンボーンの村田陽一郎さんも自らのホーンアレンジの参考になるともコメントしているすごいテンションのジャズハーモニクスが魅力のSINGERS UNLIMITED。
4人で20人の声を出すと大絶賛。
僕はピーターソンとやっていたアルバムや「ニューヨークの秋」「4月のパリ」などの都会的でロマンティックな曲が好きです。
そうセサミストリートのテーマもやっていたな・・。
ヨーロッパの人たちでレーベルMPSが録っていたアルバムが素晴らしい。
「演奏家のいない演奏会」ではこれまで必ずかけたのがこのアルバムに入っているジョニ・ミッチェルの名曲「青春の光と影」ですね。
声のバイブレーションが波動スピーカーを通して素晴らしい。
・・ジョニ・ミッチェル も紹介しなければ・・。ですね。

2008年5月12日

リラックシング サウンド

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バンド全盛時代の後に台頭したフュージョンやスタジオミュージシャンの注目された70年代末から80年代のミュージックシーンにおいてはSTUFFを中心としたニューヨークのグループが最高に輝いた時代です。
僕ももちろん大好きなドラマー「スティーヴ ガッド」とキーボードの「リチャード ティー」ギターの「コーネル デュプリー」「エリック ゲイル」ベースの「ゴードン エドワーズ」の5人の作り出すゆったりとしたグルーブ(ノリ、ウネリ)は都会のヒューマニティを感じさせるなんともとろけるような魅力にあふれていました。
もちろん彼ら自身のアルバムも素晴らしかったのですが、このイギリスのボーカリスト「サリナ ジョーンズ」と偶然来日していたSTUFFが録音した「MY LOVE]のゆったり感はスンバらしい。
当時、ある劇団に所属していたガールフレンドにこのアルバムを貸すと気に入って録音してツアー移動の間ずっと聴いていましたね。
このグルーブの大きな部分は「リチャード ティー」のつくる圧倒的なビートによるもの。
「スティーヴ ガッド」の教則ビデオでも彼と「リチャード ティー」のデュオが見られるのですが、テクニカルなアプローチの得意だったガッドがグルーブ(ノリ)の師と仰いだのがこのワンアンドオンリーのキーボード奏者でした。
もう一枚はやはりこの二人やベースの「チャック レイニー」などが入ったあの「ジョー コッカー」の「LUXUARY YOU CAN AFFORD]です。
この「LADY PUT THE LIGHT OUT]というロマンティックな曲の後ろの静かな盛り上がりといったら・・・。大好きです。
ボーカルのバックをつとめる彼らの素晴らしさには本当に参りますね。
このあたたかで理知的でゆったりしたサウンドは「波動スピーカー」のバイブレーションにぴったり。
おすすめサウンドです。

2008年5月11日

リラックシング サウンド

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バンド全盛時代の後に台頭したフュージョンやスタジオミュージシャンの注目された70年代末から80年代のミュージックシーンにおいてはSTUFFを中心としたニューヨークのグループが最高に輝いた時代です。
僕ももちろん大好きなドラマー「スティーヴ ガッド」とキーボードの「リチャード ティー」ギターの「コーネル デュプリー」「エリック ゲイル」ベースの「ゴードン エドワーズ」の5人の作り出すゆったりとしたグルーブ(ノリ、ウネリ)は都会のヒューマニティを感じさせるなんともとろけるような魅力にあふれていました。
もちろん彼ら自身のアルバムも素晴らしかったのですが、このイギリスのボーカリスト「サリナ ジョーンズ」と偶然来日していたSTUFFが録音した「MY LOVE]のゆったり感はスンバらしい。
当時、ある劇団に所属していたガールフレンドにこのアルバムを貸すと気に入って録音してツアー移動の間ずっと聴いていましたね。
このグルーブの大きな部分は「リチャード ティー」のつくる圧倒的なビートによるもの。
「スティーヴ ガッド」の教則ビデオでも彼と「リチャード ティー」のデュオが見られるのですが、テクニカルなアプローチの得意だったガッドがグルーブ(ノリ)の師と仰いだのがこのワンアンドオンリーのキーボード奏者でした。
もう一枚はやはりこの二人やベースの「チャック レイニー」などが入ったあの「ジョー コッカー」の「LUXUARY YOU CAN AFFORD]です。
この「LADY PUT THE LIGHT OUT]というロマンティックな曲の後ろの静かな盛り上がりといったら・・・。大好きです。
ボーカルのバックをつとめる彼らの素晴らしさには本当に参りますね。
このあたたかで理知的でゆったりしたサウンドは「波動スピーカー」のバイブレーションにぴったり。
おすすめサウンドです。

2008年5月8日

高松のミューズ

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パーカッションの小松玲子さんのお父さんに誘われ、5月5日にシルクロードファミリーコンサートというのに行ってきました。
最初は素晴らしいオカリナ奏者の本谷美加子さん、2番目に演奏した「Daybreak
vision」はネイティブアメリカンの曲で聞き覚えがありました。
インディアンフルートに共通するバイブレーションがとても良かった。
本谷さんは涼やかにゆれるジャバラ式のスカートをまといステップする様子がまるで笛吹きの妖精のようでした。
続いて小松玲子さん
サヌカイトを用いたラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は共演のピアニスト北方寛丈さんの編曲がとてもよかった。「Tree]と共にリリカルな小松玲子さんの魅力がよくでていました。ますますたたずまいが素敵になった小松さん。りんとした様子のなかに子供たちに向ける優しさが印象的でした。
そして川井郁子さん
パッション、テクニック、表現力含め素晴らしかった。
クラシックとかジャンルを超越したダイナミックな音楽性が魅力で、今度ニューヨークのカーネギーホールで行うコンサートもアメリカ人の高い評価を受けることは確信が持てますね。
彼女を良く知る人に聞いたのですが、あれほど妖艶なヴァイオリンを弾くのに本人はサバサバしているらしい。
両極性が、表現が人に届くための必然ですよね。
小松玲子さんのパーカッションミュジアムと川井郁子さんのベスト盤をエムズシステムスピーカー(波動スピーカー)で聞きましたが、マリンバの木と金属のミックスされた響き、ヴァイオリンの様々な表情など素晴らしかった。川井さんの音は特にバイブレーションが強いので圧倒的でした・・。
コンサートでのライブ感以上の感動を与えてくれました。

2008年4月29日

ポートレイト・イン・ボサ・ノヴァ~ベスト・オブ・ジョアン・ジルベルト

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このサイトのオープンにあたって誰を一番に紹介にしようかと思っていましたが、やはりこのエムズシステムスピーカー(波動スピーカー)と縁のある素晴らしいジョアン・ジルベルトから始めたいと思いました。
ジョアンいなくてはジョビンの曲もあれほど輝かず、ボサ・ノヴァという音楽も今の評価を得ていなかったかも知れませんね。
バスルームであみ出したというギター奏法、深く心に響くボサ・ノヴァそのものといえる声。
スタン・ゲッツという盟友と妻アストラッドとの3人の音楽の創造の日々、その後の傷心の音楽・・。その時々の音楽が生み出された奇跡の空間をぜひこのスピーカーでたっどてみてください。
特に73年にニューヨークにもどってから、ギターとヴォーカルで限りなく弾き語りに近い状態で録音された「3月の水」のバイブレーションは素晴らしいものです。
後日、日本での伝説的なコンサートのライブCDの発売は、ジョアンがこのエムズシステムスピーカーをホテルで聴いたことがきっかけとなったとのエピソードがあるようですが、まさにボサ・ノヴァ(新しい感覚)を生み出した彼らしい話ですね。
写真は彼の様々な時代のベストセレクションが味わえるベスト盤です。

2008年4月10日

Love Notes

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友人のヒロ川島君について紹介します。
高校時代、僕の多重録音テープ作りではっぴいえんどの「暗闇坂むささび変化」の楽しいバンジョーを弾いてくれて以来の付き合い(笑)ですが、トランペッター、ボーカリストとして、またウクレレ、ギターのプレイヤーとして素晴らしい。
そして自分にとって価値あるものを真正面から見据える姿勢と、音楽や表現に向かうオープンな姿勢が独自の魅力をもつ人です。
このブログのリンクにある彼と井上真紀さん、仲間達の素晴らしいユニット 「Love notes」は、いわゆる一般的なマスコミ上の知名度とかプロとかアマチュアとかいうアイデンテティには縛られない、音楽の本来の自由な力を伝えてくれます。
それは人々に、ジャズにしてもどんな音楽にしても、わかるとかわからないとかではなく、シンプルに感じ、心の望むまま楽しみ求めれば良いという真実を教えてくれるのではないでしょうか?
信じられないことですが、誕生日に彼にトランペットを送ってきたチェットベイカーのスピリットを継承し、この名前のユニットを作り、ハワイの世界最高ののウクレレプレイヤーOhta-San(Herb Ohta)とのジョイント、PP&Mのポール・ストゥーキーとの共演など、彼とこのユニットのオリジナリティがもつボーダーレスな魅力がこの時代にもつ意味は大きいと思います。
今も東京ではセッションというと必ずかけつけてくれる彼ですが、かって麻布のクラブで彼や真紀ちゃんと演奏していた時代もなつかしく思い出されます。
チェットの大切にしていた叙情的である、「クール」のスタイルを希求するヒロ川島から教わる事はKeep on playing。
写真は話題となった彼らのBS番組のDVDです。

2008年4月7日

ミュージックジャーニー3

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昨日、店の近所のビレッジバンガードという本屋に行き、写真家、野上眞宏さんのHAPPYという写真集に出会いました。
1968~1970と1970~1973の2巻に分けられたこの写真集は、僕にとって音楽上で最も大きな出会いのひとつである「はっぴいえんど」を中心に、日本の音楽が生まれ変わる時代を記録したものです。
高校で寮に入った僕に「はっぴいえんど」の1枚目のアルバム「ゆでめん」を聴かせてくれたのは青森から来たS君でした。
それまでアメリカ、イギリスの音楽にどっぷり浸っていた僕は日本の洋風ロックやほんわかとしたフォークしか知らなかったのですが、「はっぴいえんど」の音と世界は、年上の学生運動世代に気後れしていた少しアウトの僕の感覚に実にビタッと来ました。
なにより音と詞のマッチングにドキドキしました。上手くて、斜に構えていて、そして熱かった。
高松でドラムにめざめていた僕も細野晴臣さんのベースと松本隆さんのリズムコンビーションにノックアウトされましたね。
青森のS君が持ってきたテープで聴いた、彼と地元の仲間達のバンドも既に「12月の雨の日」をばっちりコピーしていて世の中には格好いい奴らがいるなあと驚きました。
高校の音楽部にはCSN&Yをコピーした連中や、キングストントリオ、フリーなどロックにいたるまでいろいろのタイプのバンドがいましたが、僕が「はっぴいえんど」をやりたいというと集まってくれたのが3人の仲間達。
彼らと渋谷の「ジャンジャン」という、教会の地下のライブクラブへ「はっぴいえんど」のライブを聴きに行き、一番前の席に座ったのが1971年の7月27日。ギターの鈴木茂さんの記録によるとジャンジャンはこの1日しか記載されてないから小クラブでやった貴重な「はっぴいえんど」のライブに行ってたわけです。
僕たちが恐る恐るリクエストして、細野さんが「覚えてる?」大滝さん「覚えてない・・。」ってやりとりした会話が今も記憶に残っています。
なんと前述の写真集にそのジャンジャンのライブの様子が載っていました。
写真の左の切れた部分のシートに僕たち高校生4人は緊張して座っていたはずなんですね。
その時一緒にいたのがバンドに新しく加わってくれたS君。
後に大滝詠一さんとアルバムをつくる、素晴らしいロックミュージシャンとなる彼の事はまた別の機会に書きます・・・。
「はっぴいえんど」は解散コンサートにも行き、その後の日本のミュージックシーンに大きな影響を与える多くのミュージシャンの歴史的なデビューにも立ち会いました。オリジナリティを持った新しい音楽が生まれた忘れられない日ですね。
さて写真は「はっぴいえんど」の2枚目最高傑作「風街ろまん」と3枚目「HAPPY END」。
大滝栄一さんやサディスティックミカバンドのアルバムデザインを制作され、この3枚目もデザインした「MU!!」というデザイン工房の奥村さんは、以前僕の日記に紹介している「It’s a beautiful day」などにもに影響を受けたみたいですね。
そういえば共通点がありますよね。
昨日は日本のジャズピアニストで、以前共演させていただいた菅野邦彦さんからも電話あり。「音楽」な一日でした。

2008年4月1日

僕のミュージックジャーニー2

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中学ではブラスバンドに属していましたがその頃始めたドラムに夢中で練習をさぼっては家に帰りドラムを叩いてました。
部長の山根君、渋谷先生。今、謝ります。そのせつはごめんなさい。
エリッククラプトンのいたクリームに夢中でバンドを作り、ビートルズのレットイットビーを真似て屋上で演奏をしました。近所から苦情をいただきましたが、ほめてくれたのは隣のブロックの楽器屋さんだけでした。近所の皆さん、今、謝ります。そのせつはごめんなさい。
良き友人達に恵まれ、多感なれど楽しい時間でした。
さて今日はエムズシステムスピーカー、波動スピーカーのHP用の写真をとるロケハンに行ってきました。
急なお願いにも皆さん快くOKいただきました。
高松市の皆さん、本当にありがとうございます。

2008年3月30日

小松玲子さんコンサート

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今夜、先日1回目の「演奏家のいない演奏会」にいらしていただきコメントをいただいた小松さんのお嬢さん、小松玲子さんのコンサートに行ってきました。
以前から素晴らしいキャリアと評価で是非聞いてみたかったのですが本当に美しかった。
ヴィブラフォン(鉄琴)のほうはジャズでもゲイリーバートン、ボビーハッチャーソンなどいますが、木のあたたかい音色と金属の響きと・・・、マリンバはやはり音程のある打楽器という魅力が素晴らしかったです。
マレットを使うのでピアノより音程の飛び方が広いし、とても多彩で豊かなバイブレーションを感じました。
もちろん基本的にはクラシカルなスタイルなのでしょうが、玲子さんの演奏表現はフラメンコギターをやってらっしゃったお父さんゆずりの(たぶん)ロマンチズムやパッショネートな部分が感じられるのが大きな魅力で、枠にとらわれない音楽活動の理由がわかるような気がします。
グルーブ感も共演のドラマーよりむしろ自由に感じ、(生意気ごめんなさい)僕も心でドラム叩いちゃいました。
玲子さんのパーカッションミュジアムやワールドミュージックやアフターアワーズのリラックスした演奏、是非聞いてみたいですね。
あとスティックコントロールのフォームがさすがにとても美しく、同じドラムを叩く僕としては感動しました。
僕は1部のTREEから聞けたのだが1部の空気感はエムズシステムで是非体験したい。
CDを1枚買い求めてきました。
小松さんに次にお会えできる日が楽しみですね。

2008年3月28日

僕のミュージックジャーニー

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小学校高学年から兄や姉の部屋で彼らが聞くレコードを横で聞いていました。クリフリチャードやウオーカーブラザース、当時の洋楽のヒット曲が多かったように思うが、学校と自宅のあった商店街だけの世界からまだ見ぬ世界の匂いを垣間見てたのかな?
ビートルズが来日した時はTVの前で兄が「シッ」と家族を黙らせながらマイクでテープレコーダーに録音していたのを思い出します。
中学になり少しずつレコードを買うようになりました。
近くのレコード屋には店の一番奥にステレオがありミュージックライフやニューミュージックマガジンなどで覚えたヒットレコードを少しずつ。
その頃近所の楽器屋でドラムセットを買ってもらいました。
全音というメーカーのもので3万円くらいだったか?
兄のまねをしてスティックで布団をひっぱたく僕を見て両親はただならぬものを感じたのか?
クリームの「ホワイトルーム」のジンジャーベーカーが大好きでイントロを叩くのにタムタム(中くらいのドラム)が足らず一個買い足したり・・。
友達の兄貴がレッドツェッペリンを聞かせてくれた時はぶっ飛んだ。宇宙の果てまで行っちゃいましたね。
そんなある日レコード屋で見つけたのがこの左側のCBS SONYのオムニバス[ROCK REVOLUTION]。アルクーパーの顔をデザインしたこのアルバムにはジャニス、BS&T,Chicago,santana,spirit,・・。NYの西海岸の当時の息吹がありましたね。
当時ヒットチャートにあった曲とはちがう、ふつふつと伝わってくるエネルギーとドラミングの魅力に参りました。後に大きくクローズアップされていく、当時の時代をエネルギー源としたこれらのグループ。ヴェトナム戦争や人権運動とともにそれまでの音楽シーンが大きく変化する瞬間でした。
学校では平和な時間が流れ、少しギャップを感じたかな。
右はジャケットに魅せられて買ったIt’s a beautiful day。サンフランシスコの明け方のような熱を感じる静寂というか、バイオリンと自由な匂いがたまらないアルバムです。
これから少しずつ出逢った素敵なものや人について書いていきますね。